- ワイヤレスイヤホンで音が途切れてしまうのはなぜ?
- 電車や駅でいつも途切れるポイントがあってイライラする
- 音が途切れにくいBluetoothイヤホンを教えて!
ワイヤレスイヤホンで音楽やポッドキャストを聴いているときに、突然音が途切れると快適に楽しめません。
僕はこれまでに10個以上のイヤホンを使ってきました。現在はBluetooth接続の骨伝導イヤホン「Shokz OPENCOMM2」を使用しています。
この記事では、ワイヤレスイヤホンが途切れる原因と対処法、途切れにくいイヤホン選びのコツを解説します。記事を読んで、途切れにくくする方法がわかれば、ストレスなく音楽やポッドキャスト・オーディオブックを楽しめます。
音が途切れる理由には次のようなものがあります。
- Bluetoothの接続不良
- イヤホン自体のバッテリーやソフトウェアの問題
- スマートフォンやPCなど使用デバイスの問題
- 電車や駅など電波が混み合う場所
記事の後半では、特にBluetooth接続に強いワイヤレスイヤホンも紹介するので、イヤホン選びの参考にしてください。
目次を使って、気になる所から読みましょう!
ワイヤレスイヤホンが途切れる原因
ワイヤレスイヤホンが途切れる原因は、通信環境が影響する場合やイヤホンに問題がある場合が多いです。
ワイヤレスイヤホンが途切れる原因は以下のとおりです。
- BluetoothとWi-Fiが干渉している
- Bluetooth機器が近くにある
- 電子レンジが近くにある
- デバイスが遠すぎる
- デバイス間に障害物がある
- バッテリーの残量が不足している
- ソフトウェアが最新版に更新されていない
BluetoothとWi-Fiが干渉している
ワイヤレスイヤホンの音が途切れる原因の1つに、BluetoothとWi-Fiが干渉していることが挙げられます。その理由はBluetoothとWi-Fiが、同じ2.4GHz周波数帯を使って信号を送受信しているため、電波がぶつかり合ってしまうからです。
特にWi-Fiルーターの近くでBluetoothデバイスを使うと、Bluetoothの接続が不安定になりやすいです。Bluetoothのバージョンによっては、干渉に強いものと弱いものがあります。Bluetooth5.0以上のイヤホンを選びましょう。
こちらの記事で紹介しているイヤホンはすべてBluetooth5.0以上のイヤホンです。
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Bluetooth機器が近くにある
多数のBluetooth機器があると、ワイヤレスイヤホンの音が途切れやすくなります。Bluetooth機器同士の信号が、同じ周波数帯でデータが送信され、互いに干渉し合うからです。
多数のBluetooth機器があると間違ってペアリングがされることがあり、接続が不安定になりがちです。
トラブルを防ぐためには、不要なBluetooth機器をオフにすることがおすすめです。
電子レンジが近くにある
近くに電子レンジがある場合、ワイヤレスイヤホンの音が途切れたり、接続が不安定になったりします。電子レンジが発する電磁波がBluetooth信号に干渉するからです。
電子レンジから出る2.4GHz帯の電磁波は、他の家電製品も使用しているので、互いに干渉しやすい特性があります。
デバイスが遠すぎる
ワイヤレスイヤホンが途切れる原因の1つに、デバイスが遠すぎることが挙げられます。Bluetoothの通信範囲は、約10メートルです。デバイス間の距離が通信範囲を超えると、信号が不安定になり、接続が途切れやすくなります。ワイヤレスイヤホンの通信範囲内にいることが重要です。
Shokz OPENCOMM2はBluetoothの通信範囲が約30mとなっています。僕も長年愛用しているイヤホンです。
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デバイス間に障害物がある
デバイス間にある障害物は、ワイヤレスイヤホンの通信が途切れやすくなる原因の1つです。壁や家具、人の体などはBluetooth信号を遮って弱めます。
金属製の製品や水槽、水が入ったボトルなども、信号の妨げとなる場合が多いです。ガラスやプラスチックは信号の通りは良いですが、厚みが増すと問題が生じることもあります。
デバイスとの直線距離が近くても、障害物が多い環境では接続が不安定になることがあります。信号の途切れを避けるためには、障害物をなるべく避けてデバイスを配置することが重要です。
バッテリーの残量が不足している
バッテリーの残量が不足していると、音が途切れたり、Bluetooth接続が切れやすくなったりします。バッテリー残量が不足すると、自動的に省エネモードになる場合があります。省エネモードでは信号の強度が弱まるため、接続が不安定になりやすいです。
長期間使用するとバッテリーも劣化するため、充電の持ちが悪くなることがあります。バッテリー残量が不足すると接続が頻繁に途切れる場合があるので、使用する前には充電することが大切です。
ソフトウェアが最新版に更新されていない
ソフトウェアが最新版に更新されていない場合、ワイヤレスイヤホンのパフォーマンスに悪影響を及ぼすことがあります。古いソフトウェアには、通信を妨げるバグや問題が含まれている場合があるためです。
新しいソフトウェアにすれば、安定的に接続できます。最新のBluetoothプロトコルが採用されている場合もあるため、アップデートは重要です。アップデートする場合は、各メーカーが提供しているアプリを使用することが多いです。
定期的なアップデートはセキュリティ面でのリスクを低減し、他のデバイスとの互換性を保てます。アップデートを怠るとワイヤレスイヤホンが途切れやすくなる可能性があるので、必ずアップデートをしましょう。
ワイヤレスイヤホンが途切れるときの対処法
ワイヤレスイヤホンが途切れるときの対処法は以下のとおりです。
- Bluetooth接続をリセットする
- デバイスの距離を近づける
- デバイス間の障害物を取り除く
- デバイスを充電する
- イヤホン以外のBluetooth機器をオフにする
- 最新のソフトウェアにアップデートする
- 最新の機器に買い替える
Bluetooth接続をリセットする
ワイヤレスイヤホンの接続が途切れてしまう場合、Bluetooth接続をリセットすると、接続の不具合が解消されます。手順として、まずはデバイスの設定メニューからBluetooth設定を開きます。
接続しているデバイスのリストから問題が発生しているデバイスを見つけましょう。問題のデバイスを見つけたら「ペアリング解除」や「デバイスを削除」のオプションを選択して接続を解除します。
Bluetoothを一度オフにして、しばらく待ってから再度オンにしましょう。端末自体を再起動すると、改善することがあります。
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デバイスの距離を近づける
ワイヤレスイヤホンの接続が途切れる問題を解決するためには、デバイスの距離を近づけることが重要です。デバイス同士が離れすぎていると、信号が弱まり不安定な接続になりやすいです。通信距離の推奨範囲内にデバイスを配置することで、通信品質が保たれます。
壁などの障害物による信号の遮断を防ぐためにも、同じ部屋でデバイスを使用しましょう。他の電気機器との適切な距離を保つことで、他の無線信号との干渉を最小限に抑えられます。
デバイス間の障害物を取り除く
デバイス間の障害物は、ワイヤレスイヤホンの音声が途切れる原因の1つです。障害物があると信号が弱まり、接続が不安定になるからです。
壁や家具などの障害物を移動させたり取り除いたりすれば、デバイス間の通信が良くなります。人の体や家具などの障害物が信号を遮らないように、デバイスの位置を調整することも有効な方法です。
デバイス間の直線距離を短くするだけでも、信号が届きやすくなります。金属製の物体は信号を遮るため、距離を離した方が良いです。電波の透過率が高い素材の近くでの使用も、音声の途切れを減らす効果があります。
デバイスを充電する
充電不足はイヤホンのパフォーマンスを低下させ、音楽や通話の途中で接続が切れる原因となります。ワイヤレスイヤホンが充電されているか定期的に確認し、バッテリーが少ない場合は速やかに充電しましょう。充電ケーブルやアダプタが正しく機能しているか確認し、定期的に清掃することも重要です。
効率よく充電するために、充電器の互換性や出力がイヤホンに合っているかを確認しましょう。
イヤホン以外のBluetooth機器をオフにする
ワイヤレスイヤホンが途切れる場合、ワイヤレスイヤホン以外のBluetooth機器をオフにすると効果的です。Bluetooth機器は同じ周波数帯を使用しており、互いに干渉する可能性があるからです。
他のデバイスがイヤホンと同じスマートフォンやタブレットに接続されている場合、通信の途切れが起こりやすくなります。
イヤホンを使用しているときは、不要なBluetooth機器をオフにしておきましょう。
最新のソフトウェアにアップデートする
最新のソフトウェアにアップデートすることで、ワイヤレスイヤホンのパフォーマンスを改善できます。最新バージョンのソフトウェアにはバグの修正や機能の改善が含まれており、接続の安定性が向上します。定期的にソフトウェアのアップデートをチェックし、常に最新の状態にしておきましょう。
ソフトウェアのアップデートには次のような方法があります。
- スマホの専用アプリ
- スマホの設定
- パソコンを活用したアップデート
最新の機器に買い替える
最新の機器に買い替えると、さまざまな問題を解決できます。Bluetooth 5.0以上を搭載した新しいモデルは、安定した接続と長距離の通信が可能です。バッテリーの持ちも良くなり、長時間の利用ができます。
アクティブノイズキャンセリング機能が進化しており、周囲の雑音を遮断できるので音が聞こえやすいです。耐水性能を備えているイヤホンは、スポーツ中でも安心して使えるのが魅力です。
最新のイヤホンには充電ケースが付属しており、外出先でも簡単に充電できます。最新のイヤホンは高音質なオーディオコーデックに対応しているので、音質にこだわる人にもおすすめです。
» イヤホンの種類と選び方
こちらの記事で紹介しているイヤホンはすべてBluetooth5.0以上のイヤホンです。
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途切れにくいワイヤレスイヤホンを選ぶポイント
途切れにくいワイヤレスイヤホンを選ぶポイントを解説します。Bluetoothのバージョンが新しいものを選ぶこととバッテリーの持ち時間を確認することがポイントです。
Bluetooth規格を確認する
ワイヤレスイヤホンを選ぶ際には、Bluetooth規格の確認が重要です。Bluetooth規格は、バージョンによって通信速度や範囲、機能が異なります。高速なデータ伝送や通信範囲が広いバージョン5.0以上が望ましいです。
省電力で通信を行うBluetooth Low Energy(BLE)に対応しているかチェックしましょう。バッテリーの持ちが良くなります。
オーディオコーデックの種類にも注目してください。イヤホンとスマートフォンがSBC、AAC、aptXなどの対応するコーデックを使用している場合、良い音質を保てます。マルチポイント接続やノイズキャンセリング機能の有無についても確認しましょう。
代表的なオーディオコーデックの種類は以下のとおりです。
特徴 | 主な用途 | 対応デバイス |
---|---|---|
標準的なオーディオコーデック | 音楽や動画視聴 | ほぼすべてのBluetoothデバイス |
Appleが開発したオーディオコーデック | 音楽や動画視聴 | iPhoneなどのApple製品 |
Qualcommが開発したオーディオコーデック | 音楽や動画視聴 | AndroidスマホやWindows PC |
aptXの上位版 | 音楽や動画視聴、ゲーム | ハイレゾ音質対応イヤホンに多い |
バッテリーの持ち時間を確認する
長時間イヤホンを使用する場合、頻繁に充電する必要がないよう、バッテリーの持ち時間が長い製品を選ぶことが重要です。製品のスペックをチェックし、連続再生時間の長さを確認しましょう。メーカーの公式スペックだけでなく、使用した人のレビューを参照すると、実際の持ち時間を把握できます。
充電ケースのバッテリー容量も確認しておけば、全体の持ち時間がわかります。通勤や通学、長時間のフライトで使う場合など、使用状況に応じて必要なバッテリー持ち時間を把握しておくことも重要です。短時間で充電して、すぐに使用できるクイックチャージ機能があると便利です。
バッテリー音量を音声で教えてくれるイヤホンもあります。時々使用中にバッテリー用量を確認しておきましょう。
ワイヤレスイヤホンが途切れるときによくある疑問
ワイヤレスイヤホンが途切れる場合、さまざまな原因があります。デバイスの設定を見直したり、最新のソフトウェアにアップデートをしたりすることが効果的です。ワイヤレスイヤホンが途切れるときによくある疑問は以下のとおりです。
- ワイヤレスイヤホンで音が途切れる原因は何ですか?
- パソコン側に問題がある場合はありますか?
- iPhoneは接続が途切れやすいですか?
- Bluetoothが混線したときの対策はどうすればいいですか?
- Wi-FiやBluetoothが干渉したときの対処法はありますか?
- Bluetoothイヤホンの寿命はどれくらいですか?
- Bluetoothイヤホンが片耳だけ途切れる原因は?
ワイヤレスイヤホンで音が途切れる原因は何ですか?
ワイヤレスイヤホンが途切れるのは環境やイヤホンの問題が多く、次のような原因があります。
- BluetoothとWi-Fiが干渉している
- Bluetooth機器が近くにある
- 電子レンジが近くにある
- デバイスが遠すぎる
- デバイス間に障害物がある
- バッテリーの残量が不足している
- ソフトウェアが最新版に更新されていない
パソコン側に問題がある可能性はありますか?
ワイヤレスイヤホンが途切れるとき、パソコン側のBluetooth機能に問題がある可能性があります。Bluetoothのドライバが古かったり、不具合が起きたりしている場合は、更新または修正してください。USBポートの電力不足や、Wi-FiとBluetoothの周波数が干渉するなどにより、接続が不安定になることもあります。
パソコンが省エネモードのとき、Bluetooth機能が自動的に切断されることがあります。パソコンのCPUやメモリ使用率が高いときは、Bluetoothを含むデバイスの動作が遅くなるので、注意しましょう。
iPhoneは接続が途切れやすいですか?
iPhoneの接続が途切れやすい場合、多くの要因が考えられます。Bluetooth接続が不安定になるのは、他のデバイスや無線機器による干渉が原因の1つです。無線機器が多い場所で起こりやすいです。ソフトウェアのバグやiOSのアップデート後の不具合の可能性もあります。
iPhoneをケースやポケットに入れると途切れやすくなる場合があります。iPhoneが古いモデルの場合、新しいデバイスと比べるとBluetoothの性能が低いです。
対処として、周囲の無線機器からの影響を避けたり、ソフトウェアを最新の状態にしたりすることが有効です。iPhoneをケースやポケットから出すことも改善する効果があります。
Bluetoothが混線したときの対策はどうすればいいですか?
イヤホン以外のBluetooth機器をスマートフォンと接続していたり、他のBluetooth機器同士を接続していたりする場合、お互いの電波が干渉して音が途切れることがあります。 イヤホン以外のBluetooth機器の接続をオフにして、再度ペアリングして試してください。
Wi-FiやBluetoothが干渉したときの対処法はありますか?
対策には次のようなものがあります
- Wi-FiやBluetoothを再起動する
- Wi-Fiの周波数帯を5GHz帯に変更する
- デバイスの配置場所を変える
- Wi-Fiルーターの買い替えを検討する
Bluetoothイヤホンの寿命はどれくらいですか?
Bluetoothイヤホンの寿命は、一般的に2〜3年程度と言われています。適切な使用やメンテナンスを行えば寿命を延ばせますが、どうしてもバッテリーの劣化は避けられないため、2〜3年がひとつの目安となります。
Bluetoothイヤホンが片耳だけ途切れる原因は?
Bluetoothイヤホンが片耳だけ途切れる原因には、以下のような要因が考えられます
- Bluetooth接続が不安定
- 他のデバイスの電波の干渉を受けている
- バッテリー残量の違い
- イヤホンのソフトウェアがアップデートされていない
音が切れにくいワイヤレスイヤホン選びのポイントはBluetooth!
ワイヤレスイヤホンの接続が途切れてしまうのは、以下の原因があります。
- BluetoothとWi-Fiが干渉している
- Bluetooth機器が近くにある
- 電子レンジが近くにある
- デバイスが遠すぎる
- デバイス間に障害物がある
- バッテリーの残量が不足している
- ソフトウェアが最新版に更新されていない
対処法として、Bluetooth接続をリセットしたり、デバイス間の距離を適正に保ったりするなどが挙げられます。障害物を取り除いて充電することも大切です。不要なBluetooth機器をオフにしたり、最新のソフトウェアに更新したりすることも有効です。
途切れにくいイヤホンを選ぶ際には、Bluetoothの規格とバッテリー持ち時間を確認しましょう。原因と対処法を理解することで、より快適にワイヤレスイヤホンを使用できます。
» ワイヤレスイヤホンが落ちる原因と対策を解説!
» ワイヤレスイヤホンが繋がらない原因と対処法を解説!
特にWi-Fiルーターの近くでBluetoothデバイスを使うと、Bluetoothの接続が不安定になりやすいです。Bluetoothのバージョンによっては、干渉に強いものと弱いものがあります。Bluetooth5.0以上のイヤホンを選びましょう。
ワイヤレスイヤホンの寿命は約2~3年です。音飛びや遅延でお悩みなら、買い替え時期かもしれません。
こちらの記事で紹介しているイヤホンはすべてBluetooth5.0以上のイヤホンです。
» おすすめワイヤレスイヤホン10選
僕も長年愛用しているイヤホン「Shokz OPENCOMM2」のBluetoothの通信範囲は約30mです。
» Shokz OPENCOMM2の口コミ評価は?
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骨伝導イヤホンで音楽を聴くと、脳に直接音楽が鳴り響く感覚を味わえます。普通のイヤホンでは味わえない感覚なので、多くの方にこの感覚を味わってほしいです。
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