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- 種類が多すぎて、どのイヤーピースが自分に合うのかわからない
- Sサイズのイヤーピースでも、ゆるくてフィットしない
- 肌触りの良いイヤーピースのサイズを教えて!
イヤホンの音質やフィット感を左右する「イヤーピース」。イヤホンの先端部分に装着する小さな部品ですが正しいイヤーピースを選べば、音楽や通話の快適さを劇的に改善できます。しかし、自分に合ったイヤーピースを見つけるのは意外と難しいものです。
イヤーピースは、種類やサイズが豊富なため、自分に合ったイヤーピースの選び方が分からないという人がたくさんいます。また、消耗品であるイヤーピースを交換したことがない、という人も少なくありません。
僕はイヤホンが原因で外耳炎になった経験からイヤホン選びにはこだわってきました。現在は耳をふさがないオープンイヤーイヤホンを3年以上愛用しています。
この記事では、イヤーピースの基本から自分に合ったサイズの選び方、そして最適なフィット感を得るためのコツを詳しく解説します。フィット感が悪い時の対処法やメンテナンス方法も紹介するので、快適にイヤホンを使いたい方はぜひ参考にしてください。耳にピッタリ合うイヤーピースを見つけて、最高のリスニング体験を手に入れましょう。
目次を使って、気になる所から読みましょう!
イヤーピースとは、取り外し可能なイヤホンの先端部分
- イヤーピースとは
- イヤーピースは、イヤホンの先端部分に取り付ける部品で、耳の中に直接入る部分を指します。イヤホンの装着感、音質、遮音性などに大きな影響を与える重要なパーツです。イヤーピース以外に、イヤーチップやイヤーパッドと呼ばれることもあります。
カナル型イヤホン(※)を購入した時に真っ先にやるべきことは「フィット感の確認」です。カナル型イヤホンはイヤーピースでフィット感を調整するため、音質や遮音性が高いのが特徴です。
» カナル型イヤホンとは?
※写真のような耳の穴(外耳道)に深く挿入して使用するタイプのイヤホン
フィット感にはイヤーピースが大きく関係します。イヤーピースのサイズが合っていないと、音漏れや装着感以外に耳のトラブルの問題も起こります。サイズや材質、形状によって装着感や音質が変わるため、自分に合ったものを見つけることが重要です。
イヤーピースの種類と特徴
イヤーピースには様々な種類があり、自分に合ったイヤーピースを選ぶことが重要です。以下の順番で、自分に合ったイヤーピースをチェックしましょう。
- サイズ
- 材質
- 形状
サイズ
カナル型イヤホンを購入したときには、S、M、Lサイズが同梱されていることが多いです。Sより小さい「XS」、Lより大きい「XL」サイズのイヤーピースを揃えているメーカーもあります。女性なら「Sサイズ」、男性は「Mサイズ」のイヤーピースから始めて、自分の耳の穴に合うサイズを探してください。
素材
イヤーピースの素材には次の種類があります。
- フォーム
- シリコン
フォーム素材の特徴
- 高い遮音性:耳の形に密着するため、外部の音をしっかり遮断
- 快適な装着感:柔らかい素材が耳にフィットし、長時間の使用でも疲れにくい
- 密閉性が高い:耳の形に合わせて変形し、しっかりと密閉されるので音漏れを防ぐ
シリコン素材の特徴
- 耐久性が高い:シリコンは非常に丈夫な素材で、長期間使用しても変形しにくい
- 清潔に保ちやすい:汚れがつきにくく、水洗いも可能なため、清潔を保ちやすい
- 装着感が滑らか:耳に優しく、滑らかな装着感
形状
砲弾型 | 丸みを帯びたシンプルな形状で、一般的に使われているタイプ |
フランジ型 | 複数のフランジ(階段状のリング)が連なった形状で、耳の中にしっかりフィットする |
イヤーピースを選ぶときのポイント3選
イヤーピースを選ぶときのポイントは以下の3点です。
- イヤホンの軸部分にイヤーピースが装着できるか
- 耳にフィットするサイズや素材か
- イヤーピースを交換して、充電ケースのフタが閉まるか
イヤホンの軸部分にイヤーピースが装着できるか
まず確認するポイントは、イヤーピースがイヤホンにしっかりと装着できるかどうかの「互換性」です。メーカーによってイヤホンノズルの太さや形状が異なります。互換性がない場合、イヤーピースが装着できなかったり、装着できても使用中に外れ落ちたりしてしまいます。
「Comply™ (コンプライ™)」はイヤーピース(チップ)などのアクセサリーメーカーです。様々なイヤホンに互換性のあるイヤーピースを販売しています。COMPLY エントリーショップのHPでは、イヤホンのブランドか型式を入力すれば、対応するイヤーピースを探せます。
耳にフィットするサイズや素材か
耳の穴の大きさは個人差があるため、自分に合ったサイズを選ぶことが必要です。また、触り心地が良い素材のイヤーピースを使えば、耳が痛くなりにくいです。音漏れやイヤホンも落ちにくいので、快適な音楽体験を味わえます。
多くの人が悩む「自分に合うイヤーピースサイズの探し方」は後ほど解説します。
イヤーピースを交換して、充電ケースのフタが閉まるか
ワイヤレスイヤホンを使用する場合、イヤーピースが充電ケースに収まるかどうかも確認する必要があります。LやXLサイズのイヤーピースを使用すると、充電ケースの蓋が閉まらないことがあります。そうすると、イヤホンを充電できなかったり、ペアリング時に誤動作をする恐れがあります。購入前にイヤーピースのサイズが充電ケースに適しているか確認しましょう。
イヤーピースサイズが合わない場合の問題点
音漏れと音質低下
イヤーピースのサイズが合わない場合、音漏れや音質の低下が起こりやすい問題があります。サイズが不適切だと、音が外に漏れ、周囲に迷惑をかけてしまう可能性があります。聞いている音楽や電話時の会話を他人に聞かれることも避けたいものです。
イヤーピースが小さ過ぎると、外部ノイズに影響されやすく、音楽や通話に集中できなくなる場合があります。逆にイヤーピースが大き過ぎると、音が耳にしっかり届かず、音質が悪くなりがちです。
低音が弱まったり、高音が歪んだりするなど、ヘッドホンやイヤホンの本来の性能を活かせない場合もあります。
耳への不快感と痛み
サイズの合っていないイヤーピースを使用すると、耳への負担が増し、不快感や痛みを感じることがあります。大きすぎるイヤーピースは耳を圧迫し、小さすぎるイヤーピースは耳の中でずれて安定しません。これにより、耳に余計な負荷がかかってしまい、耳の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
耳への不快感は、集中力の低下を招き、日常生活に支障を来す恐れがあるため見過ごせません。不適切なサイズのイヤーピースを継続利用していると、耳の健康を損なうリスクもあります。耳に痛みを感じた場合は、使用をすぐに中止し、医師の診断を受けてください。
» イヤホンで耳が痛い原因と対処法
僕はイヤホン難聴予防のために、「大音量で長時間聴くのはやめましょう」と主張しています。これは、自分が真珠腫性中耳炎や外耳炎に悩んだ経験からです。自分の耳にフィットしたイヤホンやイヤーピースを選ぶようにしましょう。
正しいイヤーピースサイズの測り方
正しいイヤーピースサイズを選ぶことは、音楽を快適に聴くために欠かせません。自分の耳に合わないイヤーピースだと音漏れの原因となり、装着時に不快に感じたり、集中して音楽を聴くことができないことがあります。自分に合ったイヤーピースを選べば、音質の向上や快適な装着感が実感できます。
自分の耳のサイズを測定
快適なイヤーピース選びの第一歩は、自分の耳のサイズを正確に測定することです。
耳のサイズを知っておけば、イヤーピースのサイズ表記と照らし合わせて、フィット感のあるものを見つけられます。
耳たぶの最も広い部分を測る際は、軟質プラスチックの定規やメジャーの使用がおすすめです。鏡を使って耳の形を見ながら測定しましょう。耳の開口部の直径も測って特徴をメモしておくと、後でイヤーピースとの比較に役立ちます。
» 耳の穴が小さい人のイヤホンの選び方
イヤーピースのサイズ表記を確認
自分に合ったイヤーピースを使えば、快適な装着感と高い遮音性が得られます。最初のステップとして、イヤーピースのパッケージに記載されているサイズ表記を確認しましょう。
一般的なイヤーピースのサイズは、S、M、Lの表記で区分されています。XSやXLなどのより細かいサイズを展開している製品もあります。直径を数値(mm)で示している製品もあり、具体的なサイズ感の確認が可能です。メーカーやブランドによっては独自のサイズ表記を採用している場合もあるので、注意しましょう。
カナル型イヤホンを購入した時には、S、M、Lのイヤーピースが同梱されているケースが多いので、全てのイヤーピースで装着感を試しましょう。女性なら「Sサイズ」、男性は「Mサイズ」から始めて、自分の耳の穴に合うサイズを探してください。
自分に合ったイヤーピースサイズの選び方
イヤーピースのサイズが自分の耳に合っているかどうかは、イヤホンの快適性と音質に大きく関わります。フィットするイヤーピースの見つけ方は次の通りです。
- レギュラー(M)サイズで、音楽を聴いてみる
- (小さいと感じた場合)→ 一つ上のLサイズで、音楽を聴いてみる
(大きいと感じた場合)→ 一つ下のSサイズで、音楽を聴いてみる - (それでも合わない場合)他社製品のXL,XSサイズのイヤーピースを検討する
- 上記を繰り返して、最も疲れないイヤーピースを選ぶ
耳垢や皮脂の汚れが詰まっている場合は、清掃してから再度フィット感を試しましょう。耳が疲れやすい場合は、長時間の使用を避けて、使用時間を調整することが大切です。
» イヤホンが耳に合わない!トラブルを回避する選び方
最適なフィット感の基準
イヤーピースは耳にしっかりとフィットし、簡単には抜けないことが大切です。耳に圧迫感や痛みがない状態で隙間が埋めるサイズを選べば、音漏れを防ぎ、外部の騒音を遮断できます。
次に素材も重視しましょう。フォーム素材のイヤーピースなら、柔らかい素材が耳にフィットし、長時間の使用でも疲れにくいのがメリットです。また、シリコンアレルギーの場合、イヤーピースが原因で耳にかゆみや痛みを起こす恐れがあるため注意してください。
長時間着用しても不快にならず、音声通話時に自分の声が不自然に聞こえないなどの快適さも必要です。基準を満たすフィット感のイヤーピースを見つければ、音楽や通話をストレスなく楽しめます。
※イヤーピースを探すときの注意点
耳の穴の大きさで、左右のサイズが違う場合があります。
イヤーピースが耳に馴染むまでは時間がかかります。
サイズ選びは1週間程度かけてゆっくりと探しましょう。
フィットテストを受ける
フィットテストを受ければ、耳にしっかりとフィットしているか、音漏れがなく外部の音を効果的に遮断できているかがわかります。
フィットテストは製品に同梱されている指示に従うか、専用のアプリを使用して行います。異なるサイズのイヤーピースを試しながら、音質とフィット感を両方チェックすることが可能です。自分にとって最適なサイズを選びましょう。
以下のイヤホンではスマホアプリでフィット感がチェックできます。
- Apple AirPods Pro
- Sony ワイヤレスイヤホンWFシリーズ
- Bose QuietComfort® Earbuds II
フィットテストは快適に音楽を聞くためには欠かせません。イヤーピースが適切でないと音質が落ちるだけでなく、使用感にも影響するので、購入後すぐのテスト実施をおすすめします。
フィット感が悪い時には純正品以外も検討する
快適な装着感を得るためには、イヤーピースの適切な調整が必要です。イヤーピースの位置を変えたり、耳に挿入する際にひねったりすれば、密閉性が向上し、良いフィット感が良くなることがあります。
素材や形状が異なるイヤーピースの使用や、サイズを変更するのも効果的です。固定できるイヤーフックやスタビライザー(※)の使用も検討しましょう。最終的な選択肢として、自分の耳に合わせたカスタムイヤーピースもおすすめです。
※スタビライザーとは、イヤホンを耳にしっかりと固定し、安定性を向上させるためのパーツです
さらにフィットするイヤーピースの探し方は以下のとおりです。
- 【メーカー純正品】がないかを確認する
- 【他社製品の場合】軸部分にイヤーピースが装着できるかを確認する
- サイズの品揃えが豊富なイヤーピースを選ぶ
- 肌触りの良いイヤーピースを選ぶ
- 機能性・予算も考えて、自分に最適なイヤーピースを購入する
【メーカー純正品】がないかを確認する
イヤホンメーカーの純正品の場合、互換性を確認する必要がありません。なぜなら、そのイヤホンに合わせてイヤーピースを作っているからです。
しかし、次のような人は「他社製品のイヤーピース」も選択肢に入ってきます。
- Lサイズでは小さい人
- Sサイズでは大きい人
- シリコンアレルギーを持っていて、シリコン素材のイヤーピースを使えない人
- 純正品のイヤーピースでは満足した音質やフィット感が得られない人
続いて、他社製品のイヤーピースを探す方法について解説します。
【他社製品の場合】軸部分にイヤーピースが装着できるかを確認する
イヤーピースを選ぶときに一番に確認することは「イヤホンにイヤーピースが装着できるか」です。イヤホンの軸部分の太さはメーカーや品番によって違います。軸口径が合わないイヤーピースを買ってしまうと、そのイヤーピースは使えないので注意が必要です。
確認するためにはイヤホンメーカーやComply™ (コンプライ™)のホームページで確認できます。
購入するイヤーピースによっては、アダプターで軸口径を合わせられるものもあります。心配な人は、アダプターつきのイヤーピースを選ぶか、店員さんに確認して購入しましょう。
サイズの品揃えが豊富なイヤーピースを選ぶ
最初にイヤホンを購入した時に同梱されているイヤーピースは「S(小)、M(中)、L(大)」サイズがほとんどです。しかし、洋服と同じように細かなサイズ展開が行われているイヤーピースもあります。
- XS (極小)
- XL (極大)
- MS (中小)
- ML (中大)
イヤーピースのサイズ選びは、装着感や音質に大きく影響します。適切なサイズを選ぶことで、快適な装着感と高い遮音性が得られます。特に、耳の形状やサイズに合ったイヤーピースを選ぶことが重要です。
肌触りの良いイヤーピースを選ぶ
イヤーピースの素材には次の種類があります。
- フォーム素材
- シリコン素材
フォーム素材の特徴
- 高い遮音性:耳の形に密着するため、外部の音をしっかり遮断
- 快適な装着感:柔らかい素材が耳にフィットし、長時間の使用でも疲れにくい
- 密閉性が高い:耳の形に合わせて変形し、しっかりと密閉されるので音漏れを防ぐ
シリコン素材の特徴
- 耐久性が高い:シリコンは非常に丈夫な素材で、長期間使用しても変形しにくい
- 清潔に保ちやすい:汚れがつきにくく、水洗いも可能なため、清潔を保ちやすい
- 装着感が滑らか:耳に優しく、滑らかな装着感
スポンジのような柔らかな装着感が好みならフォーム素材、つるつるした装着感が好みならシリコン素材を選びましょう。また、フォーム素材とシリコン素材では、耐久性が異なります。
フォーム素材の交換タイミング | シリコン素材の交換タイミング |
2~3ヶ月に一度 | 6ヶ月~1年に一度 |
イヤーピースは1,000円~2,000円程度なので、様々なイヤーピースから触り心地の良いものをみつけてください。
機能性・予算も考えて、自分に最適なイヤーピースを購入する
イヤーピースは種類が豊富なため、どのように探していいのかわからない人も多いです。フィットしているイヤーピースを使えば、高音質な音楽を楽しんだり、音漏れや耳のトラブルの心配がありません。紹介した探し方を参考にして、自分に合ったイヤーピースを探してください。
予算に余裕があり、高音質を求める人は、カスタムイヤーピースはいかがでしょうか?
イヤホン・ヘッドホン専門店【e☆イヤホン】の「eA-R(エアラ)」は自分の耳型からイヤーピースを作ります。自分に合ったイヤーピースなので、フィット感抜群&外れにくいというメリットがあります。
カスタムイヤーピース「eA-R(エアラ)」の申し込みはこちら
イヤーピースを交換する際の注意点
イヤーピースを交換する際には、いくつかの注意点があります。適切な交換方法を守れば、イヤホンを快適に利用できて、長持ちさせることが可能です。
交換のタイミング
快適で高品質な音楽体験を維持するには、イヤーピースの交換タイミングの見極めが大切です。イヤーピースは消耗品であり、定期的に交換する必要があります。特に以下のような状況に気づいたときは、新しいイヤーピースに交換するタイミングです。
- 破損や劣化が見られる時
- 耳へのフィット感が低下した時
- 音漏れや音質の低下を感じる時
- 表面の汚れが目立つ時
交換タイミングの目安は次のとおりです。
フォーム素材の交換タイミング | シリコン素材の交換タイミング |
2~3ヶ月に一度 | 6ヶ月~1年に一度 |
使用頻度に応じて数ヶ月に一度の定期交換がお勧めです。適切な交換タイミングを把握すれば、いつでも最高の音響環境を保てるでしょう。
正しい取り外し方
イヤーピースを取り外す際は、正しい手順を踏むことが大切です。以下の手順で行いましょう。
- イヤホンの電源を切り、安全な場所に置く
- イヤーピースとイヤホン本体の接続部分を見て、どのように固定されているかを確認する
- イヤーピースをゆっくりと回しながら引き抜く
- 取り外したイヤーピースは清潔な布で軽く拭き、汚れを取り除く
イヤーピースを引き抜く際は、力を入れすぎず、無理に引っ張らないように注意してください。以上の手順を守れば、イヤーピースとイヤホン本体を傷つけずに、安全に取り外せます。
参考になる動画を紹介します。こちらの動画を観ながらイヤーピースを交換するのもおすすめです。
正しい取り付け方
新しいイヤーピースを装着する際には、しっかりとはまっているかを確認し、耳にフィットしているかチェックしてください。はめる際は、左右で異なる形状のイヤーピースも存在するので注意が必要です。耳の形に合わせて角度を調整できる場合もあります。
交換後は、音漏れや装着感をテストし、問題がないか確認しましょう。使わなくなったイヤーピースは、清潔な場所に保管しておけば、次回使用時も安心です。
» イヤホンの正しい付け方完全ガイド!
イヤーピースのお手入れと保管方法
イヤーピースを長持ちさせるためには、適切なお手入れと保管が必要です。耳から出る汗や皮脂、耳垢はイヤーピースに付着しやすく、蓄積すると音質の低下や耳のトラブルの原因になります。正しく保管することも、いつでも快適な音楽を聞けるようにする上で大切です。
イヤーピースの洗浄方法
イヤーピースの洗浄は、イヤホンの衛生を保つ上で重要な役割を果たします。常に肌に接触している部分なので、汚れが蓄積しないようにこまめなお手入れが必要です。正しい洗浄方法を実践すれば、耳の健康を守り、快適に音楽を聞けます。以下の手順で洗浄しましょう。
- イヤーピースを取り外す
- 温水またはぬるま湯を使い、薄めた中性洗剤で優しく洗う
- 洗剤の残りがないように水でしっかりとすすぐ
- 柔らかい布またはティッシュで水分を優しく拭き取る
- 完全に乾かしてからイヤホンに再装着する
洗浄時はイヤホン本体に水がかからないように気をつけてください。洗剤は皮膚に優しい中性洗剤を使いましょう。強くこすったり圧力を加え過ぎたりすると、イヤーピースを痛める恐れがあるので注意が必要です。
正しい保管方法
イヤーピースを長持ちさせるには、正しい保管が大切です。適切に保存すれば、イヤーピースの品質を保ち、快適に使用し続けられます。清潔なケースや袋に入れておけば、ホコリや汚れから守れます。
イヤーピースは直射日光や高温多湿を避けた涼しい場所に保管することが大切です。材質が劣化するのを防ぎ、耐用年数を延ばせます。
イヤーピースは繊細な部分もあるため、保管時は密閉できる容器に入れましょう。他の物との接触を避けて、変形を防げます。使用頻度が低い場合でも、イヤーピースを定期的に取り出し、通気させれば新鮮な状態を保つことが可能です。以上のポイントを守れば、いつでも最良の状態でイヤーピースを使用できるでしょう。
市販のイヤーピースに不満な人はこれがおすすめ
市販のイヤーピースに満足できない人には次の2つの方法がおすすめです。
- カスタムイヤーピース
- 骨伝導イヤホン
カスタムイヤーピース
カスタムイヤーピースとは、あなただけのオーダーメイド・イヤーピースです。自分の耳型をもとに作るので、フィット感や装着感が高いのが最大のメリット。高音質な音楽体験を味わえるとともに、様々なオプションで世界に一つだけのイヤーピースが作れます。
究極のイヤーピースをお求めなら、イヤホン・ヘッドホン専門店【e☆イヤホン】の「eA-R(エアラ)」がおすすめです。こちらの動画を見ると、エアラの商品紹介や耳型を採取した様子がわかります。
骨伝導イヤホン
カナル型やインナーイヤー型の閉塞感が苦手な人には「骨伝導イヤホン」を紹介します。耳をふさがない骨伝導イヤホンなら、イヤーピースのフィット感や選び方に悩まされる必要がありません。また、シリコンアレルギーでイヤーピースの選択肢が狭まっている人にもおすすめです。
耳をふさがないことは、長時間イヤホンをつけていても疲れないというメリットがあります。加えて、イヤーピースのデメリットである「耳垢や皮脂の汚れ」の心配もなく、外耳炎などの耳のトラブルリスクも減らせます。
僕のおすすめはShokzの骨伝導イヤホン「OPENCOMM2」です。音質はカナル型イヤホンに劣りますが、装着感と耳をふさがない快適性が気に入っています。
» OPENCOMM2を解説(レビュー付き)
骨伝導イヤホン初心者の方には、エントリーモデルである「Shokz OPENMOVE」がおすすめ。公式オンラインストアなら11,880円で購入できます。(2024.8.23現在)
こちらの記事では、OPENMOVEがおすすめな理由を詳細に解説しています。今のイヤホンに不満がある人やイヤホンをこれから持ちたいという人はぜひ読んでください。
» OPENMOVEを解説(レビュー付き)
フィットするイヤーピースを使えば、リスニング満足度が向上
カナル型イヤホンを使用する際に真っ先に確認すべきは「フィット感」です。イヤーピースのサイズや材質、形状が合っていないと、音漏れや装着感の問題、さらには耳のトラブルを引き起こす可能性があります。
そのためにはイヤーピースの選び方とお手入れ方法を理解しておく必要があります。イヤーピースの選び方で注目すべきポイントは以下の3点です。
- イヤホンに装着できるか?
- 耳にフィットするか?
- 充電ケースに入るか?
イヤーピースの選び方とお手入れ方法の理解は、快適な音楽ライフの実現に欠かせません。正しいサイズのイヤーピースを選べば、音漏れや音質の低下を防ぎ、耳へのフィット感を向上できます。
イヤーピースの交換や洗浄を適切に行えば、イヤホンを衛生的に長持ちさせることが可能です。この記事で紹介したイヤーピースの選び方やお手入れ方法を参考にして、快適にイヤホンを使用してください。
» イヤホンの種類と選び方
こちらの記事では、骨伝導イヤホンを中心に装着感の高いワイヤレスイヤホンを紹介しています。紹介したイヤホンから自分に合ったイヤホンを見つけてくださいね。
» おすすめのワイヤレスイヤホン10選
イヤホンに関するお悩みは、コメントでご相談をお待ちしています
骨伝導イヤホンで音楽を聴くと、「脳に直接音楽が鳴り響く」という普通では味わえない感覚を感じれます。今のイヤホンに不満を持っている人は、ぜひ検討してください。
今後もあなたのイヤホンライフに役立つ情報を発信するので、次は「ながら聴きガイド」で検索をお願いします。