- 「軟骨伝導」って何?骨伝導とどう違うの?
- 軟骨伝導のメリットや安全性について教えて!
- 軟骨伝導イヤホンのおすすめは?
耳をふさがずに音楽を楽しめる「軟骨伝導技術」が注目を集めています。しかし、軟骨伝導の発見は2004年と歴史が浅く、情報の少なさや安全性に不安を覚える人も多いです。
この記事では、軟骨伝導の基本やメリット、「軟骨伝導がなぜ安全なのか?」を解説しています。この記事を読めば、あなたは軟骨伝導イヤホンの選び方がわかります。
軟骨伝導イヤホンの魅力は「装着時の快適性」です。耳の穴をふさがない構造なので、長時間つけていても痛くなりません。さらに周囲の音が聞けるので、安全にストレスなく音楽を楽しめます。ぜひこの記事を参考に、あなたに最適な軟骨伝導イヤホンを見つけてください。
今回のテーマは「軟骨伝導の基本と耳をふさがないイヤホンの選び方」です
軟骨伝導の基礎知識と特徴
軟骨伝導の基礎知識について、特徴を交えて以下に解説します。
- 軟骨伝導とは?
- 耳の軟骨を使って音が伝わるしくみで、耳をふさがずに音を聴けることが特徴。
空気伝導(音が空気を介して耳に達する通常の聴き方)や骨伝導(音を頭蓋骨を通じて内耳に伝える)とは異なる「第3の音の伝わり方」です。
2004年に奈良県立医科大学耳鼻咽喉科学の細井裕司教授(現学長)が発見しました。
軟骨伝導を使ったイヤホンの特徴は以下の通りです。
- 耳をふさがないで聴ける
- 軟骨を通じて内耳に直接音を伝達する
- 音漏れしにくい
軟骨伝導の特徴は、耳の軟骨を通して音が伝わるしくみにあります。これにより、耳をふさがずに音を聴くことが可能で、周囲の状況を意識しながら音楽や通話を楽しむことができます。また、骨伝導と比較して振動が小さく、音漏れしにくいというメリットがあります。
空気伝導や骨伝導は、空気や頭蓋骨を通じて耳に届いた音が鼓膜を振動させて、内耳に音を伝えます。しかし、軟骨伝導の場合、振動子(しんどうし)という部品を耳の軟骨に近づけ振動させることで、軟骨を通じて鼓膜→内耳→蝸牛(かぎゅう※)へと音を伝えるメカニズムです。
振動子(しんどうし)という部品を耳につければ、中耳炎であっても使用できる優れものです。
外耳炎など耳道(じどう)の障害や耳垢の影響を受けにくいだけではなく、骨伝導に比べて、周囲の騒音が多い環境でも聞こえやすい特性をもちます。耳をふさがないためストレスを抱えづらく、閉塞感もありません。周囲の環境音を気にする必要がある場合、安全に活動することが可能です。
※ 蝸牛(かぎゅう)とは、側頭骨錐体(そくとうこつすいたい)内にある内耳の聴覚器官。 渦巻き状の管です。
以下は、軟骨伝導を発見した細井裕司学長の言葉です。
難聴の高齢者は認知機能が低下傾向にあるという研究結果もあり、細井学長は「耳が聞こえにくいと会話が少なくなりがち。認知症を防ぐためにもイヤホンを使って積極的にコミュニケーションを取り、脳の活性化につなげてもらいたい」と話している。
https://www.sankei.com/article/20230925-PHVNAH2QANJ4ZMYPAEN7BJAKZY/(産経新聞 2023.9.25号)
軟骨伝導技術を活用したイヤホンのメリット
軟骨伝導技術のメリットは以下のとおりです。
- 装着しても違和感がない
- 音質と音量のバランスが良い
- 周囲の音も聞き取れる
装着しても違和感がない
軟骨伝導のイヤホンは、装着しても違和感がないのが大きなメリット。軽量で耳にかけるタイプのため、長時間使用しても快適です。耳をふさがないので圧迫感もありません。
従来のイヤホンは耳に挿入するタイプのため、長時間の使用で耳が痛くなったり、不快感を感じたりしがちです。しかし、軟骨伝導イヤホンは耳穴をふさがずに、耳の軟骨を振動させて音を伝えるため、長時間使用しても違和感を感じにくく、快適な装着感を実現しています。
» イヤホンの種類
音質と音量のバランスが良い
音質と音量のバランスが良いのもメリットです。クリアな音質と自然な響きを体験し、周囲の騒音に負けない音量で聞けます。高音と低音がバランスよく調和しているので、どちらかが極端に聞きづらいことも少ないです。音域が豊かな音なので、長時間でも快適に聴けます。
適切な音量レベルで聴くのは、健康的な聴力維持にも役立ちます。環境に応じて音質を微調整すれば、長く活用できて、心地よい音楽体験が得られるでしょう。
周囲の音も聞き取れる
周囲の音も聴き取れるのも大きなメリットです。従来型の有線イヤホンだと、ノイズキャンセリング機能などで周囲の音を遮断するため、周囲の音がとても聴きづらいです。しかし、軟骨伝導であれば耳をふさがないで音楽を楽しめるので、環境音に気を配りながら聴けます。
具体的には、外出時の交通音や他人の声を聴く必要があるシーンの活用に適しています。周りの重要な情報を見逃すリスクが減るのでトラブル防止にもなります。音量に気をつければ、友達と会話しながらお気に入りの曲を聴くことも可能です。
軟骨伝導の活用事例
軟骨伝導の活用事例は以下のとおりです。
- 補聴器
- イヤホン
- スポーツ
- 業務利用
軟骨伝導は新技術のため、まだまだ軟骨伝導の補聴器やイヤホンが少ないのが現状です。しかし、骨伝導イヤホンの弱点を克服する可能性を秘めています。
- 骨伝導イヤホンの弱点とは?
- 音質:従来のイヤホンに比べて特に低音域の音質が劣る傾向があります
音漏れ:こめかみ部分に振動子があるため、音漏れしやすい構造です
騒音時の聞こえの悪さ:耳の穴をふさがないので、騒音下での使用には向いていません
振動子部分の振動による不快感:音量に比例して振動が大きくなるので、不快感を感じる場合があります
軟骨伝導イヤホンは耳の穴の近くに振動子があるので、耳のすぐそばににスピーカーがあるイメージです。骨伝導イヤホンよりも音質が向上するため、音量を大きくする必要がありません。音漏れや振動子の振動に悩まされることなく、適切な音量で健康的に音楽を楽しむことが可能です。
補聴器
軟骨伝導技術を採用した補聴器は、多くのメリットがあります。以下の悩みを解決する商品です。
- 一般的な補聴器の使用が難しい
- 埋め込み型の補聴器が気に入らない
- 小耳症の方
従来の空気伝導式の補聴器と異なり、耳穴をふさがずに自然な聴こえを実現できています。快適な装着感なので聴覚に障害を持つ方だけではなく、聴力が落ちた高齢者の耳にも優しいです。軽量かつコンパクトなので、補聴器をつけていると思われたくない方にも良い選択肢になります。
イヤホン
軟骨伝導ヘッドホンは、最新の技術を使った特別なヘッドホンです。耳の中に入れることなく、軟骨を通して直接耳の内部に音を届けます。耳をふさがないので、周りの音も同時に聞けて安全に使用できるのがメリットです。
装着性が抜群で、耳が痛くなりにくいのもメリット。ランニングなどで活用しても気にならないのでおすすめです。防水性能を備えている製品もあるため、水回りの家事中などにも安心して活用できます。
スポーツ
スポーツでも軟骨伝導イヤホンが役立っています。体を動かすのと音楽を聴くのが好きな人にとっては一石二鳥です。音楽はストレスを軽減する効果があります。一般人からスポーツ選手まで、音楽を聴きながら幅広いスポーツに活用できます。
コーチの声や他の選手とのコミュニケーションを取ることも可能です。相手の声や交通音を聴き逃さず、安全に活動できるメリットがあります。軟骨伝導ではありませんが、水泳用の骨伝導イヤホンもあります。プールでの長時間トレーニングも、音楽を聴きながらであればより楽しく、効率的にレッスンを受けることが可能です。
スポーツにおすすめなイヤホン
- オーディオテクニカ ATH-CC500BT
- cheero Otocarti(オトカルティ)LITE
- Shokz OPENRUN(※骨伝導イヤホン)
業務利用
業務利用では、騒音の多い工場や建設現場で作業を行う人々に役立ちます。指示を聞きながら手を動かせるので、作業効率と安全性の向上が期待できます。軍事利用での利用も見受けられ、環境音を遮断せずに通信する必要がある場面で活躍中です。
また、軟骨伝導を活用した集音器を設置する金融機関や病院での窓口も増えています。マスクをしていたり、パーテーション越しだと話している内容がわからないことがありますよね。特に高齢者の方は耳が遠くなりがちですし、金融機関の窓口ではプライバシーの問題もあります。
そういった問題を解決してくれるのが、窓口用軟骨伝導イヤホンです。
窓口対応の「困った」を解決する窓口用軟骨伝導イヤホン
【軟骨伝導集音器のメリット】
- 清潔
- 外耳道炎にならない
- 音漏れが少ない
- 高い音質
世界初の軟骨伝導集音器(cheero Otocarti MATE)
行政や金融機関、病院の窓口には、聴力に障害があったり、耳が遠くなりがちな高齢者もいらっしゃいます。コロナウイルスの影響でパーテーションやマスク越しに会話することが増えました。これまでも聞き間違えや同じ説明をする機会が多くなっています。
そんな窓口対応での「困った」を解決するのが、集音器とイヤホンが一体となった「cheero Otocarti MATE」です。
お客様にイヤホンをしていただき、窓口の担当者が普通に話すことで、担当者の声をダイレクトにお客様に届けることができます。聞き間違えや再説明が減れば、お互いストレスを感じることなく、スムーズなコミュニケーションが可能です。業務に関わる時間が短縮されれば、お客様は満足しますし、担当者の負担も減りますので一石二鳥です。
また、衛生面でもメリットがあります。お客様が触れるのは軟骨伝導イヤホンの球体の部分だけです。球体の部分だけを消毒すればいいので、消毒にかかる手間や時間も削減できます。
■快適なコミュニケーション
高齢者や聴力に制限のある方にもきめ細かなサービスを提供できます。■小さな声でプライバシーの確保
cheero公式サイト:https://cheero.shop/pages/gyo-01
窓口スタッフは普段の声量でも、お客様は大きな音量で声を聞くことができます。
個人情報を取り扱いするシーンでは、大きな声で話す必要がなく、プライバシーを守ることができます。
現在100社以上の金融機関、自治体、病院などで導入(※)されており、テレビや新聞などでの紹介事例もたくさんあります。
※導入実績:青梅信用金庫、野村証券、奈良県庁、福島県白河市役所、クオール薬局など多数(2024年2月時点)
窓口用セットはインターネット販売していないため、cheero公式ショップよりお問い合わせください。
骨伝導技術との違いとは?
軟骨伝導と骨伝導の違いは以下の表の通りです。
軟骨伝導 | 骨伝導 | |
音の伝わり方 | 耳の外側の軟骨を通して音が伝わる | 頭蓋骨を通して内耳に音が伝わる |
振動子(※)をあてる場所 | 耳のくぼみ | こめかみ |
音質 | 自然でクリアな音質 | 通話やながら聴きレベルとして十分 |
装着感 | 軽量で開放感のある装着感が特徴で、耳元にスピーカーがある感覚 | 耳を塞がないので開放感があるが、大音量だと振動が気になる場合もある |
遮音性 | 骨伝導よりも高い | 騒音環境だと聞き取りにくい |
デバイスの豊富さ | 不十分 | 低価格帯からハイエンドモデルまで種類やカラーリングが豊富 |
※ 振動子(しんどうし)とは、電気信号を振動に変え、鼓膜を刺激して音を伝えるためのイヤホン部品のことです。
最大の違いは、振動子をあてるポイントです。上の表のように、音質や装着感、遮音性の面で軟骨伝導に優位性があります。しかし、軟骨伝導技術を活用したイヤホンの種類は少ないのが実情です。発展途上であること、価格帯と品揃えの豊富さから、骨伝導イヤホンが現実的な選択肢となります。
軟骨伝導と骨伝導の違いについて、以下に解説します。
- メカニズムの違い
- 聴覚への影響の違い
- 使用用途の違い
メカニズムの違い
軟骨伝導と骨伝導のメカニズムにはいくつかの違いがあります。軟骨伝導は耳の軟骨を振動させることで音を伝えます。一方で骨伝導は頭蓋骨を通じて音を内耳に伝えます。軟骨伝導は耳の外側に音を伝えるため、耳道を塞ぐことがありません。
軟骨伝導のデバイスは長時間の使用でも耳が蒸れにくく、快適に使用できます。外部の音が聞きやすいのも特徴です。特に安全性が求められる場面での使用に役立ちます。
骨伝導は直接内耳に音を伝えるため、外耳や中耳の問題を回避できます。骨伝導デバイスは水中でも使用可能な製品があり、水泳中でも音楽を楽しめるのが大きな利点です。
軟骨伝導と骨伝導はそれぞれ異なるメカニズムを持ち、使用シーンや目的に応じて選べます。どちらの技術も独自の利点があるので、自分のニーズに合ったものを選ぶと良いでしょう。
聴覚への影響の違い
軟骨伝導と骨伝導では、それぞれ異なる聴覚への影響があります。
軟骨伝導は外耳を通じて音を伝えます。外耳の正常な機能が求められるため、外耳に問題がある人には適していません。軟骨伝導の音質はクリアであり、音楽を楽しむ際には非常に効果的です。長時間使用しても耳に負担が少ないところもメリットと言えます。
一方、骨伝導は頭蓋骨を通じて内耳に直接音を伝えます。外耳や中耳に障害がある人にも対応できるのが特徴です。外耳や中耳に障害がある人でも内耳が正常に機能している限り、骨伝導は音を伝えることが可能です。ただし、音質がやや劣ることがあります。
骨伝導デバイスは長時間の使用で若干の疲労感や不快感を感じることがあるため、使用時には注意が必要です。
上記のようにどちらの技術もそれぞれの強みがあるため、使用者のニーズによって選ぶことが重要です。
使用用途の違い
軟骨伝導と骨伝導のデバイスは、それぞれ異なる使用用途に特化しています。
軟骨伝導デバイスは主にスポーツやアウトドア活動での使用に適しています。耳を塞がないため、周囲の音も聞き取りやすく、安全性が求められるシーンで役立ちます。防水性能が高く、汗や雨に強いものが多いのが特徴。ただし完全防水ではないものが多いので注意してください。
一方、骨伝導デバイスは日常的な使用に向いています。音楽鑑賞や電話通話など、耳を完全に塞ぐことなく音楽を楽しむことができるため、通勤通学時に便利です。
それぞれのデバイスは特有の利点があるため、自分のライフスタイルや使用シーンに合わせて選ぶことが重要です。
軟骨伝導デバイスの選び方
イヤホンを購入する前に見るポイントは以下のとおりです。
- 価格と性能のバランス
- 操作のしやすさ
- あなたの使用用途に防水・防塵性能が合っているか?
- デバイスのバッテリー性能や充電時間
- アフターサービスや保証期間
使える金額や使用する環境をもとにあなたにあったイヤホン選びが必要です。ただし軟骨伝導イヤホンの種類が少ないため、骨伝導イヤホンも含めて解説していきます。
失敗しないイヤホン選びのポイント3選
- イヤホンの性能
- 試聴した感想や口コミ評価
- 価格
イヤホンの性能で選ぶ
- イヤホン性能
- 操作の簡単さ
- 防水や防塵性能
- デバイスのバッテリー寿命や充電時間
イヤホンを選ぶ際には、性能が重要な判断基準になります。性能が良いと、快適に使い続けられるからです。プロセッサ(処理装置)の速度が速いと、動作がスムーズでストレスなく使用できます。遮音性に優れたモデルであれば、音量を高くすることもありません。そうすればあなたの耳の健康にも良いです。
バッテリー寿命が長いと、頻繁に充電する必要がなくなり、外出時でも心配なく使用できます。充電時間の長さまで把握しておくと、忙しい時でもすぐにデバイスを使えるのでチェックしましょう。また、急速充電が可能かどうかも重要なポイントです。オーディオ性能においては、最大音量が十分で音質がクリアなデバイスを選べば問題ありません。
操作のしやすさで選ぶ
操作のしやすさで選ぶことは、デバイスを快適に使用するために重要です。直感的に操作できるデバイスなら、ストレスなく利用できるからです。以下のポイントを押さえましょう。
- シンプルなボタン配置
- 直感的なインターフェース
- 音量調整の容易さ
- モバイルアプリとの連携
操作のしやすさを重視することでデバイスの利用が一層快適になります。毎日の使用が想定される場合、操作のしやすさは重要な要素です。
保証期間で選ぶ
保証期間は製品の信頼性を判断する重要な要素です。長い保証期間がある製品は、メーカーが品質に自信を持っている証拠と言えます。保証期間内であれば修理や交換を無償で受けることができるため、トラブルが起こった場合も安心です。
どのような保証内容が含まれているかも確認しましょう。延長保証オプションが提供されている場合は、必要に応じて検討するのがおすすめです。保証期間が延長されることで、さらに長期間安心して使用できます。
上記のポイントを理解することでより適したデバイスを選ぶことができ、長期的に満足のいく使用体験を得られます。
試聴した感想や口コミ評価で選ぶ
軟骨伝導デバイスを選ぶ際には、実際に体験してから購入するのがベスト。人によって何を重視するかは異なります。重視するポイントとして、以下の6つを確認して優先順位をつけるのがおすすめです。
- 複数の骨伝導や軟骨伝導デバイスを試聴すること
- 装着時のフィット感
- 音漏れの有無
- デバイスの操作性
- 環境音の聞こえ方
- 対応している接続方法
イヤホン試聴できる専門店|e☆イヤホン
家電量販店やインターネットでは品揃えが少なかったり、そもそも試聴するのが難しいです。
e☆イヤホンは「世界中のイヤホン・ヘッドホンが試聴・買取・購入できる専門店」です。
Web本店以外にも、東京・大阪・名古屋・仙台の各都市に試聴できる店舗があります。また、知識が豊富な店員さんに質問できるのも大きなメリットです。
リアル店舗で軟骨伝導や骨伝導デバイスの性能や使い勝手を確認し、自分のライフスタイルに合った商品を選択しましょう。
リアル店舗に行けない人は?
ネットで購入する場合は口コミ評価をリサーチして、他の人の使用感を調べましょう!
公式サイト以外にも、欲しい商品をAmazonや楽天で検索すれば口コミがたくさん投稿されています。評価の高い意見だけでなく、低い意見もチェックすることで後悔しない買い物ができます。
満足のいくイヤホンを選ぶために、事前チェックを怠らないようにしましょう。
価格で選ぶ
軟骨伝導イヤホンは、
- オーディオテクニカ ATH-CC500BT(税込17,600円)
- cheero Otocarti LITE (税込12,980円)
の2種類です。
一方、骨伝導イヤホンは3,000円台の低価格帯から30,000円弱の高価格帯まで豊富な品揃えがあります。
1年以上長期的に使いたいのであれば、1万円以上のイヤホンを選ぶのがおすすめ!
1万円以上という条件なのは「良いものを長く使ってほしいから」です。
僕のおすすめイヤホンは次の3つです。
- オーディオテクニカ ATH-CC500BT(税込17,600円)
- Shokz OPENFIT(税込24,880円)
- Shokz OPENMOVE(税込11,880円)
なかでも一押しは「Shokz OPENMOVE」
- 価格と品質のバランスが良い
- Shokzの保証期間が長い
- その他の保証内容も充実している
まずはOPENMOVEで試してみて、不満があれば買い替えを検討するのが良いと思います。
使える金額や使用する環境が人によって異なるため、確認できる範囲で店員さんから説明を受けましょう。店頭ではなくネットで購入する場合は評判をリサーチして、他の人の使用感を知ることも大切です。満足のいくイヤホンを選ぶために、事前にチェックを怠らないようにしましょう。
軟骨伝導に関するよくある質問
軟骨伝導に関するよくある質問にお答えします。
軟骨伝導デバイスは水に強い?
軟骨伝導デバイスには、一部の製品で防水性能を持つものがあります。防水性能があると、雨の日や運動中に汗をかいても安心して使用することが可能です。水深1メートルの水に30分間浸けても問題ないとされる防水性能を持つデバイスもあります。
ただし、すべての軟骨伝導デバイスが防水性能を持っているわけではないので、購入前に確認することがおすすめです。
軟骨伝導ヘッドホンは音漏れする?
軟骨伝導ヘッドホンは音漏れしにくい設計が多いです。耳の軟骨部分を通じて音を伝えるため、外部に音が漏れにくい特性があるからです。静かな場所でも安心して使用できます。図書館やカフェなど静かな環境で使用する場合でも、他の人に迷惑をかけることが少ないです。
ただし、高音量で使用すると音漏れする可能性があります。適切な音量で使用するように注意しましょう。
長時間の使用で耳に影響はある?
長時間の使用でも耳が疲れにくいのが軟骨伝導デバイスの特徴です。しかし、過度の音量で長時間使用すると耳に影響が出る可能性があります。音量を適切に調節し、定期的に休憩を取ることで、耳の健康を守りながら使用しましょう。
軟骨伝導製品の寿命はどのくらい?
軟骨伝導製品の寿命は、一般的には1〜3年程度です。頻繁に使う場合や過酷な環境での使用は寿命を短くすることがあります。
バッテリーの寿命も製品の寿命に大きく影響します。高品質な製品は寿命が長い傾向にありますが、どの製品でも充電回数が増えることでバッテリーの劣化が進むことは避けられません。
適切な保管とメンテナンスを行うことで、軟骨伝導製品の寿命を延ばすことができます。湿気の少ない場所に保管し、定期的に清掃するのがおすすめです。
軟骨伝導ヘッドホンで通話は可能?
ほとんどの軟骨伝導ヘッドホンにはマイクが搭載されているため、通話は可能です。ハンズフリーでの通話ができ、ビジネスシーンや運動中にも便利に使用できます。
周囲の環境音を聞きながら通話できる点も特徴です。しかし、通話品質は製品の性能に依存するため、自分の使用シーンに合った製品を選ぶことが大切です。
まとめ
軟骨伝導は、耳の軟骨を伝わって音が聞こえる新しい技術です。軟骨伝導を使ったイヤホンのメリットは耳をふさがずに音を聞ける点にあります。周囲の状況を把握しながら音楽を楽しんだり、会話したりできるのが従来のイヤホンとは違うポイントです。長時間装着しても違和感が少なく、さまざまなシーンで活用されています。
一方、骨伝導はこめかみ部分に振動子をあてることで、頭蓋骨を伝わって音が聞こえるしくみです。骨伝導イヤホンも軟骨伝導イヤホンと同様、耳をふさがないイヤホンです。耳をふさがないので、周りの音も同時に聞けて安全に使用できるのがメリットです。
軟骨伝導はまだまだ発展途上の技術のため、軟骨伝導イヤホンの種類は少ないです。そこで、骨伝導イヤホンも選択肢に入れましょう。
使える金額や使用する環境をもとにあなたにあったイヤホン選びが必要です。
失敗しないイヤホン選びのポイントは次の3つです。
失敗しないイヤホン選びのポイント3選
- イヤホンの性能
- 試聴した感想や口コミ評価
- 価格
人によって求める機能が異なるため、他のユーザーの体験談などをしっかりと確認しましょう。適切な商品を選んで、快適な毎日を送れたら幸いです。
こちらの記事では、自分用やプレゼント用におすすめのワイヤレスイヤホンを紹介しています。どのイヤホンも装着感が高いイヤホンです。イヤホン選びに迷っている人は参考にしてください。
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分からないことがあれば、X(Twitter)やお問い合わせで教えてくださいね!!
骨伝導イヤホンで音楽を聴くと、脳に直接音楽が鳴り響く感覚を味わえます。普通のイヤホンでは味わえない感覚なので、多くの方にこの感覚を味わってほしいです。
今後もあなたのイヤホンライフに役立つ情報を発信するので、次は「ながら聴きガイド」で検索をお願いします。